生理前症候群と二人三脚で生きていく|対策と今後の傾向を知る

医療

生理前の心身の不調

症状を知ることが大切

辛い

生理前症候群とは、生理前に起こる心理的・身体的な不調です。心理的な変化の代表例としては、イライラする・怒りっぽくなる・憂鬱な気分になる・落ち着かないなどが挙げられます。身体的な変化は、肌荒れ・ニキビ・冷え・むくみ・乳房の張りなどです。これらの諸症状は、人によって程度がこと間なります。乳房の張りに関しては、症状が悪化すると風邪同様の発熱の症状がみられることもあります。このように、心身共にすっきりしない状態が続くことで、家族や友人などに八つ当たりしてしまうケースも多々発生します。また、うつ状態に陥って、会社や学校を休んでしまう人もいます。しかし、女性である以上は生理から逃れることができません。よって、生理前症候群のことを良く知って、うまく付き合っていく必要があります。まず、生理前症候群は女性ホルモンの急激な変化が原因です。女性の体内では、排卵の周期に合わせて、卵胞ホルモンのエストロゲンと黄体ホルモンのプロゲステロンが交互に分泌されています。この2つのホルモンが増加と減少を繰り返すことで、妊娠にむけた女性器の準備を整えています。月経周期の中の、排卵後の黄体期とよばれる時期には、エストロゲンとプロゲステロンのバランスが取れた状態を保っています。そして、排卵期にはエストロゲンが減少してプロゲステロンの量が減ります。エストロゲンは、自律神経の働きを整える作用と脳や皮膚の機能を整える働きを有しています。そのため、エストロゲンが減少する排卵期には、心身の不調が見られることがあります。

予防方法

そのうえ、プロゲステロンは妊娠に向けた準備の一つとして、体内の水分を貯めやすい状態に導きます。よって、むくみや冷えを引き起こします。とはいえ、生理前症候群が極度にひどい場合は、これらのホルモンの分泌がうまく作用していないことがあります。そこで、ホルモンバランスを改善して生理前症候群を予防する方法を紹介します。それは、日々においてバランスの取れた食生活を心がけるとともに、適度な有酸素運動を行うことです。たっぷりの野菜と良質なたんぱく質を摂ると、乳房の痛みやむくみが解消します。そして、適度な有酸素運動は血液やリンパ液の流れを良くして、冷えを取る働きがあります。バランスの取れた食事と適度な運動は、脳の視床下部に良い影響を与えます。視床下部とは、ホルモン分泌をつかさどる部位です。よって、プロゲステンやエストロゲンの分泌も整います。そのほかの予防方法としては、アルコールやカフェインなどは適度に摂取することです。ストレス解消程度の量なら問題はありませんが、アルコールやカフェインは脳を興奮させる作用を有しています。そのため、過剰摂取すると脳内でホルモンの分泌がうまく作用しなくなって、生理前症候群を悪化させます。このように、食生活や運動習慣などのライフスタイルを改善することで、生理前症候群を予防が可能です。さらに、排卵期を予測しておけば、生理前症候群の症状に対して心と体の準備をすることができます。それによって、生理前も明るい気持ちで普段通りに過ごせます。

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